スカリーノは、スカリーノ社の商品で、積み木を組み合わせてビー玉を転がす道を作るおもちゃです。
パーツは基本的に支柱になる立方体のブロック(他のものでも代用可)と溝のついたレール、玉を受ける穴あきのキューブで構成されています。

Eテレのピタゴラスイッチのような世界を自分で作れるよ!
3歳くらいには玉を転がす遊びを、5歳くらいからは玉の道を組み立てて、1粒で2度おいしいおもちゃです。3歳くらいから大人まで、楽しめるおもちゃです。
自分で玉の道を積むことは、じっくり取り組む粘り強さ、手先の器用さ、想像力、集中力などを育みます。はじめは親御さんがお手伝いしてあげるとよいと思います。



我が家でもよく遊んだ、スカリーノの魅力をご紹介します!
基本セット
スカリーノで初めて遊ぶ子におすすめなのは、こちらの「スカリーノ 基本セット」です。
レールや立方体のブロック、穴あきキューブなど、基本的なコースを作るための必要最低限のパーツが揃っています。
組み立て方のコツ
最初から大きいものを組み立てるのは難しいので、最初は何個か使ってコースを作るところからはじめてみましょう。 その際、一番低いところから順に組み立てて行くのがコツです。 出来上がったら、直径16mmのビー玉を転がして、玉の動きを楽しみましょう。
楽天でスカリーノ基本セットの画像が見られます↓
https://item.rakuten.co.jp/baby-hoppe/scalino-kihon
小さいお子さんはビー玉に気を付けてくださいね
スカリーノを楽しくする追加セット
慣れてきたら別売りのパーツを足して大きいものや音の出る仕掛けを作って楽しんでみてください。
基本セットだけでは物足りないという方も、追加のパーツを検討してみてくださいね。
我が家では、鉄琴セットを購入しました。音がとてもきれいで大人も楽しめるし、癒されます!
- フォレストセット→★ カラコロカラコロと枝に見立てた支柱の回りについている葉っぱ(緑の部分)の上をビー玉が疾走します。パーツ4個とレールで構成されています。
- 鉄琴セット→★ カラフルな鉄琴を玉が通過する時、とてもいい音が楽しめます。鉄琴とレールと積み木で構成されています。
- 鈴の塔セット→★ 小さな屋根の家が4つの階段の上に並びます。玉がそこを下ると、鈴の音がチロチロと小さく響きます。鈴の家と積み木とスロープで構成されています。
スカリーノの特徴
スカリーノには以下の大きな特徴があります
①玉の動きが緩やか
②積み木自体に傾斜がない
③基尺:4㎝
④玉の動きを目で追うことが出来る
⑤面取りがしてある
玉の道のおもちゃいろいろ:クーゲルバーンとキュボロ
クーゲルバーン
似たおもちゃにドイツのHABA社の「クーゲルバーン」があります。こちらも基尺は4㎝です。
スカリーノのレールは水平で、内側に削られた溝の勾配だけを利用してビー玉を転がしていくのが特徴ですが、クーゲルバーンはスロープに傾斜がついています。スカリーノの方が玉のスピードが遅いのもあり、脱線しにくいようです。
我が家では悩んだ末にスカリーノを購入しました。クーゲルバーンも子ども館で遊んだことがありますが、とても楽しかったです。



どちらも楽しいです!
クーゲルバーン→★
キュボロ
スカリーノやクーゲルバーンより難しめなのが、キュボロです。
穴や溝のあるキューブ型のブロックを積み重ねて、トンネル状に玉の通り道を作っていきます。積み木の基尺は5cmと、他より大きめです。
玉が転がっている様子が見えない箇所が多くあります。穴や溝をうまく繋げられなければトンネルになりません。溝にも何パターンかあり、より複雑な構造が作れる分、難易度が高くなります。
その分、クーゲルバーンやスカリーノ以上に、集中力や思考力、空間認識能力を鍛えられると思います!
キュボロ→★



おもちゃ屋さんや動画などでいろいろ見てみてくださいね