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宇和島城

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2025年の春、宇和島城へ行ってきました。松山空港からも遠いので、首都圏の方は行く機会が少ないお城なのかなと思います。

今回は羽田空港から松山空港へ行き、松山市からレンタカーで宇和島城へ行きました。

宇和島城に行った日はどしゃぶりだったので、お城までの道のりでドロドロ&びちょびちょになりました(笑)。

疲れてしまってお城の中の写真があまりないのですが、それもいい思い出です。

宇和島城とは

1601年に築城の名手と名高い藤堂高虎により築かれました。その後、伊達家9代の居城となります。

天守は1666年頃に伊達2代藩主により建て替えられ、現在では貴重な現存12天守の一つとして宇和島市の象徴にもなっています。

城山は国史跡であり、天守は独立式層塔型三重三階。その天守の姿は、白壁が美しく破風などの御殿建築が随所に施された優美な姿が印象的です。

宇和島城へのアクセス

宇和島城のある宇和島は、愛媛県の県庁所在地の松山市から車で1時間半ほどの距離にある町です。JRの予讃線が走っているので電車でも行くことができます。特急に乗れば2時間ほどの距離です。松山空港から日帰りで観光することもできます。

JR宇和島駅からは歩いて10分ほど。バスを利用すると「JR宇和島駅1番乗り場」から「南予文化会館前」もしくは「宇和島バスセンター」までで、3分ほどです。

私たちは松山市から車で向かい、2時間弱ほどで着きました。宇和島城のふもと、宇和島城登城口(桑折氏武家長屋門)の横に宇和島観光情報センター「シロシタ」の駐車場に駐車しました(有料)。

物販コーナーでは、宇和島城・伊達家にまつわるグッズの販売もありました。多目的トイレや授乳室、携帯の充電スペースもあり、とても便利だと感じました。

私はお菓子と宇和島城のキーホルダーを買いました。

ぜひのぞいてみてください。

シロシタ→

宇和島城へ

いざ宇和島城へ。

シロシタでは、宇和島城の周り方の紙をいただいたので、それを参考に登っていきます。天守閣までの行き方はいくつかあるそうです。その日大雨だったのと子連れだったので、ゆるやかに登っていくコースをおすすめされました。

時間があまりなかったため、段差のきつい石段を通っていくことにしました。おすすめとは別の道ですが、こちらの方が短時間で天守閣へ着きそうだったので。大雨のせいもあり、なかなかきつかったです。

ちょっとしたトレッキングコースのようでした。絶対スニーカーで行った方がいいと思います!

途中、立派な石垣を見ながらたどりつきました。

頑張って登って、こじんまりしながらも立派な天守が見えてきたときは、すごくうれしかったです!

天守に到着

三重三階の現存天守で、江戸時代に建てられたものです。狭間や石落としが無いのが特徴的です。

切り込み接の石垣の上に天守があり、入口には唐破風造りの玄関が付いています。

石垣にはフェンスなどないので、お子さまが落ちないように気をつけてください。私は落ちかけました(笑)!

外観は白漆喰総塗り籠めで、一重目に比翼千鳥破風、二重目に千鳥破風、三重目には軒唐破風が造られています。

中にはほとんど展示もなく、人もいなかったので、城の雰囲気を感じられていい感じでした。

階段はすごく急で、幅も狭かったです。50度くらいはあったような。言いすぎかな。息子は怖がって、ゆっくりゆっくり進んでいました。小さなお子様や足の不自由な方は、かなり頑張らないといけないかもしれません。

宇和島城の石垣

帰り道は、ゆるやかな坂道を通っていきました。

宇和島城の石垣は、野面積み、打込み接ぎ、切込み接ぎと様々な積み方を見る事ができます。

石垣に詳しくない私でも、積み方が違うことはわかるので、あれは何ていう積み方だろうなど考えながら歩いていました。今まで見た中で、一番、石垣の見応えがあったかもしれません。

周辺の観光

宇和島城の敷地内には郷土館があります。

宇和島城から徒歩で数分のところには、伊達博物館や天赦園があるようなので、時間のある方はぜひ行ってみてください。

宇和島のHPでは、歴史観光のモデルコースも紹介されていましたので、参考にしてみてください→

宇和島城の感想

観光地ではあるのですが、大阪城のようなお城ほど観光地化されていなくて、当時のままのお城を感じることが出来てすごくよかったです。こじんまりとした佇まいも素敵で、石垣も見応えもありました。ちょっと行きづらい場所かもしれませんが、行って本当によかったです!

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