数に興味を持ち始めたお子さんにおすすめの数学の絵本です!
いわゆるドリルみたいなお勉強の本と違って、数学の本質のようなものを楽しくまなばせてくれる絵本です。
安野さんならではの美しい絵やユーモアで飽きさせません。親子で、わいわい楽しめる絵本です。
- 安野 光雅 作
- 福音館書店 出版
- 読んであげるなら 4歳~ 自分で読むなら 小学生~
「数学」と聞くと、難しい計算をしたり、面倒な公式をおぼえたり……と苦手意識が先にきて敬遠してしまう人も多いことでしょう。でも、『ふしぎなえ』や「旅の絵本」シリーズなどの作品で、私たちに絵を見る楽しさを教えてくれた、安野光雅さんの手にかかると、違う世界が見えてきます。
「どうしてなんだろう?」と考えたり、比べて違いを発見したり、創造したりすることのおもしろさや驚き。『はじめてであう すうがくの絵本』は、まさに、そんな数学との出会いを約束してくれる絵本です。
楽天ブックスの本紹介より
お勉強の本という感じではなく、ゲームをしている感覚で、数学の基本的な概念に触れられるようになっています。

これも数学だったんだ!
と気づかされることも多かったです。
第1巻《なかまはずれ》《ふしぎなのり》《じゅんばん》《せいくらべ》
第1巻は、同じ絵の中からひとつだけ違う絵を見つける《なかまはずれ》、2つ以上のものがくっついたものを考える《ふしぎなのり》、整列されているものの順を導く《じゅんばん》、垂直にして比較、またそれを計測する《せいくらべ》の4つの数学の知識を学びます。
第2巻《ふしぎなきかい》《くらべてかんがえる》《てんてん…》《かずのだんご》《みずをかぞえる》
第2巻は、ある機械に入れたものが変化して出てくる《ふしぎなきかい》、同じようなつくりのものを比較する《くらべてかんがえる》、遠近法の見方姿を利用してものを見る《てんてん…》、数えるものをだんごに見立てて簡単にする《かずのだんご》、数えることができない液体の数え方を考える《みずをかぞえる》の5つの数学の知識を学びます。
第3巻《まほうのくすり》《きれいなさんかく》《まよいみち》《ひだりとみぎ》
第3巻は、ぬり方次第で横や縦へと自由自在に伸びる方法がわかる《まほうのくすり》、いろんな三角を重ね合わせて立体をつくる《きれいなさんかく》、複雑な迷路のような道の進み方をひも解く《まよいみち》、同じ要素をもつ左右は、反対なうえにちがう存在だということがわかる《ひだりとみぎ》の4つの数学の知識を学びます。
3巻セットもあります。
気になった本からぜひ読んでみてください!



うちの子どもたちは第1巻がお気入りでした。